2019.08.10
本日もとても暑い一日でしたね。
大人の生徒さんに「発表会、どうでしたか?」との質問に「思った以上に弾けませんでした😅」という答えが返ってきました。
緊張はするけれども大体このくらいは弾けるであろう、と予想していた、それなのにそれ以上に弾けなかったという生徒さん。
あれだけ練習したのに、たった1回の演奏で緊張してしまい本来の実力が出し切れなかった。
先日、子供のピアノコンクールを見に行きましたが、本選で小学生の1人が最初の出だしの所でつまづいてしまいました。
その曲は、ヘ音記号の低音の一音から始まり
ト音記号の高い音の和音に移る曲でした。
低音から高い音に移るその高い方の和音がわからなくなってしまい、3度ほどやり直し、迷いながら弾いていて3回目にわかったようでそのまま進みました。
その後の演奏がとても上手だっただけに、とても残念でした。
コンクールでは、いくら上手な演奏でも止まってしまったり、弾き直しをしてしまうと対象から外されてしまいます。
その話を生徒さんにしたら「緊張によって今まで普通に出来たこと、無意識にできていた事が出来なくなってしまうんですね」と。
終わりよければ全て良し、とはよく言いますが、最後だけではなく、最初の始まりもとても大事なので、最初の弾き始めの鍵盤の位置確認と始まり冒頭のみの部分練習を何度も何度も繰り返し弾いておく、という事も大事なんですね(^^)