2018.12.14
今日は、やっと録画していた今年の日本音楽コンクールのピアノ部門とヴァイオリン部門を見ることができました。
ピアノ部門は、229人の応募者、3度の予選を通過し本選に残った4人の方々です。
1位に選ばれたのは昨年2位だった小井土文哉さんでした。
私が協奏曲の中で1番好きなラヴェルの「ピアノ協奏曲 ト長調」を弾きました。
私は、ユンディリーさんの演奏を聴いてからこの曲が大好きになりました。
特に2楽章は、とても物憂げで美しい曲です。
小井土さんの演奏は、とてもエネルギッシュで丁寧な指の運び、コンクールへの意気込みを感じました。
やはり、コンクールの空気感は普通の舞台とは違うので、こちらにも緊張感が伝わってきます。
ヴァイオリン部門は応募者110人で4人が本選に残りました。1位に選ばれたのは、荒井里桜(あらいりお)さんでした。(写真)
ブラームスの「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調作品77」を弾きました。
この曲の3楽章は、教室で子供達と見ている音楽ファンタジーのDVDに収録されていて何十回と聴いていたので生演奏は感動しました。
まだこの方は大学2年生で、国際コンクールではあまり良い結果が残せなかったようなのですが、今回は1位になり素晴らしい演奏で、弾き終わった後の聴衆、皆さんの「ブラボー!!」の声があちこちから凄いものでした。
今日は、私もコンクールからエネルギーを頂きました(^^)