2026.08.03
良いピアノ とは、脱力して弾いた時に、音が 伸びてくれる。
優しい気持ち、楽しい気分、落ち着いた音 など、
自分と一緒に 言葉のように 鳴ってくれる。
これが 楽しいのである。
一曲 一曲 まるで 違った気持ちで、音楽を演奏できるのだ。
だからこそ、もっと 良い演奏を目指そう などと、楽しくなるのだ
本当は、電子ピアノの事を書こうと思って、1日中 考えていた。
だけど、考えた結果 私は、ハンマーの入っていない電子ピアノというものの 存在価値が わからない。
(ピアノ などと、名づけられているから、ピアノを持っています、などと 答えられてしまうのだが、
何か、別の名前で、区別することは、出来ないのか と思う))
アコースティックピアノと同じように脱力したら、レガートが 出来ない。
細かい音は、鍵盤が上がってこない。当然、トリルや 連打は 弾けない。
和音のバランスが取れない。
無理をして練習したら、腕や手に 負担が大き過ぎると思い、なるべくなら、弾かない方が体に良いと思われる。
グレード・テストの聴奏や、結婚式場で 電子ピアノを弾かなければいけない 時は、本当に、イヤだと思う。
でも このような電子ピアノ という物を、アコースティックピアノの練習用に、
子ども達に買い与えてしまう親が 大半だ。
※一方ハンマーの入っている電子ピアノは、ヘッドフォンで 聴く限り、
反応が良いし、子供の練習用に使えるかも しれない。
今、『ヤマハミュージックみなとみらい』に教えに行っているので、全部のハンマーのついた電子ピアノを弾いてみた。ヘッドフォンでしか、売場では 弾けないが・・・
スピーカーから 綺麗なピアノの音が 聞こえる ので、
本人の技術ではなく、誰が弾いても 綺麗な音が鳴るように出来ている ところが 電気らしいところだ。(きっと 上手になったと 勘違いしてしまいそうだ)
☆ホールでフルコンサートグランド(何千万円のピアノ)を弾く場合、
家で電子ピアノで 弾けているから といって、弾けるものではない。
鍵盤の上の方だけ弾いている人や、強弱がつかない人、ペダリングがにごっている人、
家の電子ピアノを弾いているようで、お客様に聴かせているのだろうか? と
不思議な弾き方をする人が、
コンクール予選や、楽器店の発表会などで、見受けられる。
きっと、本当のグランドピアノで 練習してきてないのだろう。自分の耳でコントロールして、ピアノを鳴らさなくては、遠くまで 響かない。
グランドピアノで 練習している人達にとっても、フル・コンで 弾けることは、
嬉しい事だが、本番用に、細かくチェックをしなければ、なかなか 思ったような演奏には
ならない。
グランドピアノを持っていても、本番で いつものように演奏する事は、精神的にも 大変なこと。
体全体を総動員して、 下半身から頭の先まで すべて 音の為に使うのだ。
上半身が リラックス出来るように、呼吸を整えて いざ 演奏 と 始まっていく。
良いピアノは、上手く鳴らせば、ホール全体を響かせて 聴いている人逹を 幸せな気分にしてくれる。
『⭐️ホールでピアノ』が弾ける企画 など、よく公共のホールで行なっている。
是非、親子共々 広い響きの良い空間で、ピアノを 弾いて 聞いてみてほしい。
その上で必要だと思ったら、グランドピアノか、アップライトピアノを 家に置いて、練習してほしい。
何年か先の事も考えて 選んでほしい。