2015.03.24
先週末の日曜日に熊猫音楽舎の生徒発表会
「
Ein Klein Konzert 2015」を終え、ただいまノンビリと余韻にひたっているところです。
今回はわたくしも一緒に楽しませていただきました。
それだけ生徒の皆さんの演奏が安定していたのですね。
当教室の生徒さんは小学生から還暦まで。
年齢も様々なら、キャリアも様々。
楽器を演奏するわけですから、勿論レベルの差はあります。でも、レベルの差ではなく
一人一人が音楽(人の想い)に誠実に向かい合うこと。
丁寧な演奏を大事にしています。
さて、今回も私の一存でちょっと面白い企画に挑戦していただきました。
3月1日のブログでも紹介しましたが
「物語と音楽」と称し、一冊の絵本に音楽を付けていただいたのですね。
当日は絵本と朗読、そこに音楽をコラボさせて皆で一つの舞台を作りました。
いやはや、どうなることかと思いきや
自作のオリジナル曲あり、連弾あり、歌あり、台詞ありの愉快で和やかな時間が流れたのでは、と自負しております。
物語を音楽で表現するときには音楽は勿論ですが、それ以外の
立ち振る舞い、間の取り方も大事になってきま
す。チョッとしたひとりひとりの動き、それこそピアノの前に座る、手を鍵盤にから下ろす、様子を伺う等々、全ての動作が物語のの世界に沿っていないと、「ファンタジー」に
現実の風が吹き込んでしまうのですね。
舞台全体を見渡す視野と緊張感、それから創作の喜びが音楽のみならず生活の場にも役立っていけばと願っています。