2014.03.20
ただいま兵庫県立美術館展で開催中
「ポンピドゥー・センターコレクション フルーツ・オブ・パッション」
を見て参りました。
いや~、面白かった!!
日本では現代芸術への関心が低いように感じるのですが
皆さんはいかがですか?
現代音楽の演奏会や現代美術の展覧会に足を運んだりしますか?
実は私もさほど詳しくは無いのですが(お好きな方は本当に良く知っていらっ
しゃる)でもチャンスがあれば積極的に出向くようにしています。
現代芸術の面白いところはどこか?
まず、
色んなスタイルがあることでしょうか。
たとえば今回の「ポンピドゥー・センター・コレクション」
塗り壁のような作品
(大きな画面に黒色がぬってあるだけ、でもその漆黒の感じが重厚かつ厳格な風合いでなかなか渋い!)とか
色ガラスを組み合わせた作品(光が反射してきれい!)とか
覗き窓のような作品(私って、実はのぞき見したかったたんだ〜)とか
タイヤを積み重ねてコンクリートを塗った作品(これはさすがに理解不能)とか
もうはっきり言って、何でもあり。
私は、このへんてこりんな作品の数々をいつも、
遊び気分で見てまわっています。
面白いと思うときもあれば、さっぱり分からない時もあります。
でも、その中でも
心がなにしら「動く」、それは美しいものだけでなく醜いものに対してもおこるわけですが、この
「心の動き」を羅針盤に美術館中をお散歩、というより遊園地にきた気分でワクワクキョロキョロ、面白いものを探して歩いています。
そう言えば以前、ビルバオのグッゲンハイム美術館別館を訪れたとき、子供達が楽しそうに美術館を歩き回っていたのが印象的だったのですが、
現代美術って最高の遊び場じゃないでしょうか。
で、やっと音楽の話。
現代音楽も同じだと思うのですね。
色々なスタイルのものがあります。
不協和音で耳が疲れるときもありますが、逆に
これは禅か!?というくらい静かな音楽もあります。
歩きながら歌をうたっていたり、楽器奏者がいきなり台詞をいったりなんてことも。
も~う、なんでもあり!
だから、かしこまって聞く必要ないです(ア〜言ッチャタ)
まっさらな気分で、その曲の「びっくり」を楽しみば良いんじゃないでしょうか。
私は、現代の芸術は私達現代人が、面白いか面白くないか、決めていけば良いと思っています。
歴史の審判をうけて評価の定まった作品では無いわけですから
、私達がこれは素敵、と思えばそれは残っていくでしょうし、逆に、数年後、私って見る目(聞く耳)が無かったな~ と苦笑いするときがくるかもしれませんね。
それは、それで面白いじゃ無いですか。
ものは試し!
もし機会があれば
是非とも現代音楽や、現代アートの世界にも触れてみて下さい。
意外とはまりますよ。