2013.08.22
長崎旅行記番外編。
今日は長崎でであった美味しいものの紹介です。
1)長崎名物ちりんちりんアイス
浦上天主堂から原爆資料館へ、真夏の坂道を登り切ったところにアイスクリームの屋台を発見。ここで一息いれようと注文してみる。
昔ながらのアイスクリンかな、と思いきや手渡されたものを見て思わず笑みがこぼれました。
コーンの上に薔薇の花が咲いている!
そう、アイスクリームが花弁状にもられていたのです。
屋台のおばさんの小粋な技と心遣いに感激です。
そうそう、お味は、舌先でさらりととける昔ながらのアイスクリン。
ほどよい甘さで暑さがひきました。
2)銀嶺のトルコライス
昔、私が大阪で食べたトルコライスは、エキゾチックな所のまったくない、ベタな洋食一皿盛り(別名大人のお子様ランチ)だったと記憶しているのですが、なぜか長崎に行ったらトルコライを食べるべし、と刷り込まれて『長崎歴史文化博物館』内のレストラン『銀嶺』へ。
こちらのお店は、今は博物館内にありますが、もとは
1930年創業の老舗洋食屋さんだったとか。一歩店内に入ると、アンティークな品々や版画に囲まれた、上質のサービスが待っていました。
トルコライスはと言えば、香り高いバターライスの上に、揚げたてのトンカツ、
脇にはナポリタンスパゲッティに水みずしいサラダ。
いや〜、トルコライス見直しました。
3)一二三亭のおじや
長崎の郷土料理が食べたいなと街をうろうろ。
たまたま行き会わせた思案橋界隈で、ひょい、と入ってみた小料理屋さん。
さほど、広くない店内にてきぱきと働くおばさま達が三人。カウンターの上には色とりどりの大皿料理。お客さんの笑顔と声。
入ってすぐさま、これは当たった!と確信しました。
で、カウンターで定食など食べていたのですが、来る人来る人、みなさん「
おじや」を注文していくのですよ。中には四人で来て、四人でおじやだけ食べて帰る方も。
どうしても気になったので、わたくしも注文してみました。
一口食べてびっく
り。
すりごまとネギがたっぷりと載ったお椀には、くずれるほど煮込んだ米に、
絶妙のだしがしみて、そこに茶碗蒸しのように卵が絡んでいる。
懐かしい味なの
に、始めて食べる味。
旅の疲れの穏やかにおさまっていくようでした。