KLEINE KONZERT (熊猫音楽舎の発表会)
2013.04.06
花を散らす雨がふっていますね。
毎年この季節には、生徒さんの発表会『KLEINE KONZERT』を開きます。といっても、小さな教室ですから、レッスン場を解放してのささやかな会なのですが、ただ、教室を始めた時から一つこだわっていることがあります。それは
音楽会にすること
もちろん基本は発表会ですから、まずは頑張ってきた成果を披露する場なのですが、それだけに留まらず、
聞いてくださる方々に楽しんでいただける場、そして
作曲家のメッセージ、そこに託した弾き手のメッセージをお客さんにお渡しできる場、つまり
『音楽会』にしたいと思っております。
そのために、発表会では毎年ひとつ
テーマを設けることにしました。会として、なにか纏まったメッセージを持ちたいと思ったからです。
また、プログラムの順番は、演奏レベルだけで決めるのではなく、演奏曲目の内容を考えて、お客様に音楽会としても楽しんでいただけるよう工夫して組んでおります。
今年のテーマは『詩と音楽』。
音楽と他の芸術とを結び合わせることで表現の幅を豊かに広げたいと思い企画してみました。
ちなみに昨年は
『絵画と音楽』。これが楽しかったんです!
会では各人、演奏曲のイメージに合う絵を探し、披露していただいたのですが(中にはご自分で「新緑の雨の中に吹き上がる噴水」の絵を描かれた方も!)
皆さん、まず披露された絵をみて興味津々、さらに演奏を聴いて、「あ〜、なるほど。この曲はこんなイメージなのね」と納得。いえ、実はその逆で「えっ、そういうイメージなんだ??」と驚くことも、、、あったのですが、、、。
でもそれもあり!感受性は自由なんですから!!
今年は、音楽と詩の朗読を組み合わせて披露していただく予定です。
今から大いに楽しみです!
KLEINE KONZERTは来週の日曜日。
無事終わりましたらまたご報告します。