2013.02.09
今日は3拍子のお話です。
先のページ(「そのリズムがさっぱりわからない!!」)では、2拍子は歩くリズムだとお話しました。
では、3拍子は?
ここで思い返していただきたいのですが、日常生活で3拍子の動作って、思いつくでしょうか?
ちょっと難しいかも、、、。
でも、ある時代の、ある人たちにとっては3拍子が社会生活にかかせない、馴染みの動作だったんですよ。
さかのぼること、300年。場所は
フランスの宮廷。ルイ14世という王様のいた時代です。そこでは貴族のたしなみのトップに
ダンスが掲げられていたんですね。もちろん、ダンスには色んなステップがあるのですが、中でも基本になるのが
メヌエット。で、このメヌエットが
3拍子だったというわけ。だから、この時代の貴族にとっては3拍子が生活に欠かせないリズムだったんですね。
では、ちょっと踊ってみましょうか?
まず、つま先だって
、、、
右足・左足・かかと同士をつける
右・左・かかと
右・左・かかと
1・2・3
1・2・3、、、 踊れましたか??
もちろん、3拍子のステップは他にもたくさんあって、それに応じてニュアンスも変わってきますし、そもそも踊りを前提としない3拍子もあるのですが、レッスンのし始めはこの3拍子から始めてみてはいかがでしょうか。