2020.01.14
2020年もはや半月を超え、今日は住吉大社に新春の初辰詣りへ。
年を越すのは目出度いもののはずが、今年は何故か心が浮き立ちません。
昨年、彼方へ逝かれた方がたを思い浮かべたせいでしょうか。
そして、ほどなく入ってきた中東情勢の緊迫。
新年に思うのは、今年はじっくりと腰を据えて物事を考えようと言うことです。
この数年、とくにSNSを使い始めてからは日々、情報の波に翻弄されていると感じる事が増えてきました。
月日が短く感じるのは、ただ自分が年を経ただけでは無いのではないか。
次々と飛び込んでくる細切れな情報を未消化のまま飲み込んでいるような、つまり「考える自分」という主体の曖昧な居心地の悪さを感じます。
文章を読もう。それも長い文章を。
季節を通して一篇の長編小説、あるいは外国語の小説を丁寧に読み込むなど、してみたいものです。
いつも、いつもお祭り騒ぎをし続ける必要はない。
静かな時間こそが生み出せる、手応えのある音楽を目指したいと思います。