2020.03.11
毎日のニュースではコロナ関連ばかり流れてますね。
学生の皆様は、学校が一斉に休校。せっかくのお休みなのに遊びにも行けず、卒業式は在校生や来賓の方もいない少し寂しい卒業式になってしまい、そんな中でも頑張って過ごしてくれています。
それなのに、、、ウィルスの感染は拡大するばかり。早く収束に向かうとよいですね。
来月4月4日に発表会を開催予定していました。
子供達の楽しみを奪いたくないと、安全に開催できる方法も考えておりました。
無観客(演奏している生徒さんの家族のみホールに入れる)
演奏中にドアの開閉を禁止しない
アンサンブルは集まっての練習が危険なので、取りやめ
入り口に消毒液とマスクを置く
ステージに上がる前に消毒
鍵盤も1人1人の間ごとに拭く
集合写真はなし
演奏したらすぐ帰る
ここまですれば99%大丈夫じゃないか?
でも残りの1%は?
マスクや消毒液も調達が困難となっている時にマスクは強制できるだろうか?
近隣での市まで感染者が出ていることから、もはや対岸の火事ではないと認識しないといけないこと。
家族だけでなくみんなに聴いてもらいたいのに無観客はつまらない
規模縮小して開催なのか、中止なのか
本当に悩みました。
ふと、私の娘の経験を思い出しました。
娘は高校受験があり、頑張ったご褒美に卒業旅行でディズニーへ行くツアーを予約していました。
コロナウィルスの感染拡大で、行くのやめた方がよいか、でもキャンセル料がかかってしまう、悩んでいるうちにツアー中止の連絡が入りました。
楽しみにしてたことだし、可哀想だったけど親としてホッとしたのが本心でした。娘もこの社会状況で我儘言ってられないと素直に中止を受け入れました。
今回とても残念だったけど
ピアノの発表会は一生に一度しかないわけではない。
ここは皆様の絶対100%安全な方を優先しようと「中止」を決定しました。
レッスンも、自宅でのレッスンで家族が出入りしていることから、受験期間1〜2週間そもそもインフルエンザ防止のためのお休みを年度始めから予定していました。
昨日やっと受験も終了し、さて再開!と思ったのですが、全員のレッスン再開はまだリスクもあります。
どうしてもレッスンが必要となってくるコンクール中部大会進出の生徒さん、コンクール受賞者コンサートを控えている生徒さんから徐々に様子見ながら再開します。
お月謝などはお休みの回数調整で翌月、翌々月減額にします。
今回のコロナウィルスで働き方改革など一気に進んだかと思います。
自宅待機となっていても半籠城生活していても、今の時代はSNSなどが助けてくれます。
今回は試験的にLINEで動画レッスンを始めてみました。
長いお休みで練習しなくなる子も当然出てきます。
LINE動画レッスンで課題チェックができますし、譜読みミスなど指摘できます。
ピアノレッスンは譜読みだけでなく、本当は生の音を聞きたいのですが、「?」と一瞬でも思ったところを何度も再生して分析できるのがメリットです。
今はこの方法で生徒さん達のケアをしていきたいと思います。