2015.09.10
”ハ長調のⅠ度の和音から、Ⅳ度の和音あるいはⅤ度の和音へと・・・”これを読んで何を言っているのかわかる人は、ある程度大きくなって、音楽を専門的に勉強している人だと思います。
でも、私のレッスンでは、小さな頃(早い子で、幼稚園生も)から、こうした音楽の構造について覚えていきます。
”えっ!小さい子には無理”と思われるかもしれませんが、かわいいイラストを使い、絵本のような感覚で進めていくので、知らず知らずのうちに身についていきます。
本当は難しい内容なのに、そのことに子供は気付かずに(^^)。なかには”簡単、簡単!もっと難しいやつ”なんていう生徒もいたり・・・
では、なぜ音楽の構造について早いうちから教えているかというと、
まず、初めての楽譜を前にして、1つずつ音符を読んでいるより、構造がわかるほうが断然、楽譜が簡単に見えます。英語を読むときに、文法を知っているほうが、知らないより断然、早く深く理解できるように。
また、構造を理解することで、曲を表現するときの手掛かりになりますよ。
私がいつも気をつけていることは、難しいことを難しいと感じさせないことです。そして、難しいピアノという楽器をスタートするときに、楽しいと感じてもらうことです(^^)