2026.07.15
『涼しくなる音楽』🌊おすすめは
フランスの作曲家サン=サーンスの
組曲『動物の謝肉祭』より
🐠🐠🐠《水族館》🐠🐠🐠
涼しげな水中の描写で、音のイマジネーションをくすぐる名作です。
使われる楽器は
♪フルート🪈
♪ピアノ🎹
♪弦楽器🎻
♪グラス・ハーモニカ🍷(水を入れたコップの縁を擦るような透明な音:現在は鉄琴グロッケンシュピールで代用)
です。
ピアノの絶え間なく弾かれるアルペジオ(分散して弾かれる和音)が、波のように動いてゆらめきを表現 し、グラス・ハーモニカや鉄琴の透明感のある金属音が、水の中の泡や光の粒を連想させます。そしてフルートのなめらかな長いメロディは、ピアノの波の中を優雅に泳ぐ魚のようです。
水中にいるような錯覚をおぼえ、聴くだけで涼しさを感じさせる一曲です。
え?「こう暑くてはピアノの練習もなかなかはかどらない。もう練習いやだーー。」ってお子さんが言ってるって?そんな時は《水族館》のように“音のイメージ”から入ってみるのはいかがでしょう?
⭐イメージが頭の中に膨らむ
↓
⭐出してみたい音が想像される
↓
⭐ピアノでやってみる
《きらきらぼし》《清らかな流れ》《月の光》《エステ荘の噴水》《水の上の反映》などの星、水、光、といった涼しそうな題名から探すのもいいですし、題名がない曲でも、弾こうとしている部分部分で“星が光っているように”“水が流れるように” とイメージするだけで、「ここをキラキラ弾きたいな」「水がサラサラ流れるように弾いてみたいな」と、自分なりの表現を 思い描くことができます。
この方法は、音が少ない簡単な曲にも応用できます。 例えばスタッカートひとつとっても、鍵盤からの指の離し方で全然違うイメージを作ることができます。
ゆっくり離すと妖精がフワッと飛ぶような感じ🧚️
突っつくように離すとキラッと水しぶきが光る感じ🐳
など、自分の中にイメージがあると、それを音にするという演奏の喜びとなって、練習したくなります。
ところで、夏と言えばプールや海🏄
水の中って音の聴こえ方が独特で、地上に比べて音がこもって聞こえにくいですね。魚たちはさぞ静かな音の世界で暮らしているだろう、と思いきや、なんと水中の方が音の速度は速く音量も大きいそうです。
水中の音がこもって聞こえるのは、水と鼓膜の間に挟まっている空気が原因です。それがクッションとなって水中の音を遮るからだとか。
人間が暮らす地表近くだけでなく、深海にもたくさんの音が飛び交っているそうです。魚たちは意外とにぎやかな環境で暮らしているんですね🐠🐠🐠🐡
《水族館》も、弦楽器にあえて弱音器(ミュート)をつけて音をこもらせることで、神秘的な水中感を漂わせていますので、もしかしてサン=サーンスも「海中は音がこもっている」と思っていたのかもしれません。
さあ、今日も元気なこどもたちがレッスンに通ってきてくれます。
まずは氷水を一杯どうぞ✨
ひと心地ついたら、いろいろな音のイメージを楽しみながら演奏してみましょう。
【2025.07.15☆気ままに、音楽あいうえお☆ 「ぬ」 命どぅ宝(ぬちどぅたから)】
もご覧ください。
© Heart Piano 2025 All rights reserved.
熊本市・東区健軍ハートピアノ教室
無断転載・転用はご遠慮ください