2025.10.14
山本美芽先生の新刊、『ピアチャレクラシック』(音楽之友社)が届きました。
ショパンコンクール真っ最中なので、頭の中が『ショパン、ショパン』なのですが、ショパンの曲がこんなに収録されている…!嬉しい!
◎ノクターン第2番(うんうんみんな弾きたいよね)
◎葬送行進曲(お~!まさに牛田さん弾いたばっかり)
◎プレリュード第7番(24曲でひとつのまとまり。雨だれも入ってたら嬉しかったなぁ。中川優芽花さん素晴らしかった)
その他、耳馴染みのあるクラシック曲がたくさん。
素晴らしいのは原調にこだわっているところ。
この手の楽譜って、弾きやすさを優先するあまり、ハ長調になおしてあったり、シャープ、フラットの少ないト長調やヘ長調になっていたりが多い。
でも、その調ならではの響きってやっぱりあって、原曲を聞いたあとに簡単な楽譜を弾いてみると、響きの薄さや、キーの違いに戸惑うはず。
こどもたちに、音楽的に上質なものを届けたい、でも弾きやすく!という山本先生の想いが伝わりますね。
各曲、ページの右側に調性と調号の数が書いてあります。(細かいですが、しみられそ、など、調号が出てくる順番もちゃんとその通りに書いてある!)
これは、スケール・カデンツ・アルペジオの勉強ともセットで使える、非常に有用な情報!
『ピアノ・ソナタ第2番 第3楽章 Op.35』など、各曲の正式名称もきちんと掲載されています。
ピアノ曲だけではなく、交響曲やバレエ音楽なども収録されていますから、色々なジャンルへの興味関心がひろがりそうですね。
そして登場する音楽用語は、教科書と同じ記載に。
使うテキストによって書いてある言葉が違うと、音楽の授業で習ったのと違う!と混乱が生じる。
この辺りも、現場でたびたび話題になります。
こういう配慮は嬉しいですね。
譜面を見ると、大譜表の色と音符の色を変えていたり、かな文字がグレーになっていたりと、細部までのこだわりが凄いです。
たかしまてつをさんのイラストも安定のかわいさ。
こんなに情報が詰まっているのに、とても見やすいレイアウト。さすがの一言です。
ピアチャレシリーズで育った生徒さんにはもちろん、クラシックに憧れを持つ生徒さんや、大人の生徒さん、発表会にも良さそう!
たくさん使っていきたいと思います😊