2015.07.25
昨日でピティナの予選が終了しました。
今年の出場者は、A1級1人、B級2人、C級1人、D級1人でした。
C級を受けた小5の生徒さん。
C級になると、課題曲が難しくなります。
バッハのインベンションは初めてでしたので、テーマや曲の構成をアナリーゼして、曲を理解して暗譜する練習を頑張りました。
B級を受けた生徒さんのお一人は、昨年A1級を受けました。
舞台の緊張感が楽しかったようで、今年もピティナを楽しみにしていました。
導入期の2年間を電気楽器で練習していました。
電気で育った手ですから、指先の支えが未発達で打鍵が浅く、どうしても浮わついて、もつれてしまいます。
生とは、指先に伝わる神経系統の発達が違ってしまうのでしょうね。
感性があり、ピアノを歌わせて、きれいに弾くけれど、すぐにグニャリと指が崩れ、フレーズが転んでしまう。
練習楽器が生ピアノに変わってからも、苦労の連続でした。
最初に出来てしまったタッチの土台を直すのは、かなりの根気が必要です。
1才でも若い今のうちに直してしまわなくては。
コンクールを利用して、とにかくタッチを指導しました。
生徒さんがピアノを好きな気持ちは本物で、まだ8才なのに、厳しいレッスンについてきました。
まだまだ良くなりますから、引き続き頑張ってください。
B級を受けたもう一人の生徒さんは、コンクール初挑戦でした。
持病で体調に波があり、練習のコンディションを調えるのが大変そうでした。
まだ譜読みが進んでいないので、一人で練習するのは難しい。
だからといって、ドレミをカタカナでふったり、耳コピでコンクールに出ることが生徒さんのためにはならないと思いました。
譜読みが終わるまで、毎日電話でレッスンをしました。
自分で譜読みしながら弾く音を電話で聴く。
正しい音になるまで、ただ聴いてあげる。
毎日少しずつ譜読みが進み、1週間で曲が止まらないで弾けるようになりました。
譜読みは慣れないと、自分一人では、ちょっとつまずくと諦めてしまいますから、初心者はなかなか進みません。
コンクール後に、まず読譜力をつけましょう。
コンクールに出た皆さんは、今の自分のベストは尽くせたようですね。
予想以上に良い点数を頂いたり、講評でも褒められていましたから。
ちょっぴり悔しい気持ちを、これからの成長につなげて下さい。
8月8日の本選に残った方は、更に良い演奏を目指して練習しましょうね。