2014.02.17
最近、伸びたなぁ、と感じる大人の生徒さんがいらっしゃいます。
この方、私の母と同じくらいの年齢の方ですが、向上心をお持ちで、バイタリティーのある方です。
私とご性格が似ています。
半年程前に、お問い合わせを頂きました。
「大人になってピアノを始めましたが、何年やっても上手くならない。沢山弾いてきましたが、1曲として、満足に仕上がった曲がなく、弾けた実感がもてません」
といった内容でした。
その後体験レッスンをして、その時のピアノ教室とかけもちで月2回私のレッスンをうけることになりました。
クラッシックの名曲を弾いていて、私に出来るタッチのアドバイスや、譜読みの解釈をお伝えしていました。
4ヶ月ほど経過して、もっとシンプルな基礎教材を、もう一度やってみることをお勧めしました。
その方も、本当はそれを望んでいらしようで、快く承諾されました。
ハノン、メトードローズといった、子供達がクラッシックを習う基礎教材を使っています。
指、手首、腕の使い方から、打鍵、タッチの基礎、フレージング、音階、譜読みの基礎を地道に練習しています。
それと、クレメンティーのソナチネをじっくりと。
今は、掛け持ちで名曲を習っていた前の教室はお辞めになって、毎週レッスンにいらっしゃいます。
最近、タッチがよくなって、音が伸びて響くようになってきました。
今取り組んでいるソナチネが全楽章仕上がるのには1年かかるでしょう。
仕上がった時には、身についている技術も増え、ただ流して沢山の曲を弾いていた時とは全く違った世界が見えてくることでしょう。
まだ20年はピアノを弾けるとして、1年、2年、じっくりやり直すのは回り道ではありませんね。