2026.10.10
ご訪問ありがとうございます。
スペインに旅行中の娘から写真が届きました。
念願のサクラダ・ファミリアを見たそうです。
300年かけて、数世代に渡り造り続けられた教会もついに完成しました。
設計をしたガウディーは自分がいなくなった後、300年後に完成すると信じていたことでしょう。
造り続けるうちに、それぞれの職人に委ねられる部分はあったようです。
日本からも彫刻家の方が携わっていたようで、正に人類の総決算、最後の歴史的建造物だろうなぁと思います。
私は以前に台湾の故宮博物院に行ったことがあります。
3世代100年かけてで作った象牙の弁当箱が展示されていました。
1本の象牙を細かい装飾で彫って作るのに、3世代100年かかったのです。
小さなお弁当ばこでしたが、美しくて見事でした。
ベートーベンのピアノのソナタには、1部当時のピアノには無かった低音ガ記載されています。
88鍵の現在のピアノでは普通に弾いていますが、ベートーベンガ生きていた当時はまだ鍵盤の数は今より少なく、そこまでピアノの音は出せませんでした。
しかもベートーベンは、自分はこの世からいなくなっても作品は残り続ける。
未来のピアノは改良されて、音域も広がり、もっとフォルテも出せて、豊かに響くはずだと予想して、信じていたそうです。
250年前のベートーベンは、未来の私達に自分の作品を、いつかこのように奏でて欲しいと託していたんですね。
300年残ったクラシックの作品、芸術はこれから300年残るでしょう。
私達は300年後の人類に何を残せますかね。
もうあんな偉大なものを新しく作れないとしても、今まで受け継いだものは少しでも残していきたいですね。
クラシックピアノの奏法は口伝えで継承する伝統芸術です。
微力ですが、伝統的な方法で残していきたいと思っています。