2019.10.06
日曜日はレッスンはお休みです。
金曜日の夜に臨時で入った合唱団の練習で、お休みさせて頂いたレッスンの振替をしました。
他県より、大垂水峠を超えて毎週レッスンに通う小2の生徒さんのレッスンをしました。
空き待ちをして、4才のプレピアノからレッスンに来てくれています。
3月生まれの早生まれです。
私も3月生まれですから、幼稚園から小学校を卒業するくらいまで、何をするのも遅く、不器用で苦労した記憶ばかりです。
レッスンはゆっくり進めています。
小学校に入って、学校に慣れるまで時間もかかり、ピアノに向かえない日も多かったようです。
譜読みの練習は、理解できるまで諦めずに同じことをひたすら反復して、コツコツ続けました。
音楽は大好きで、音感もよく歌心があります。
最近は理解が繋がったようで、今日は初めて聴く曲を正確に譜読みが出来ていてビックリしました。
調号を読み落とすことなく、3拍子の感覚もしかっりしています。
8分音符♫の刻みも、きちんとしていて、聴いていて気持ちがいいのです。
そして、休符の長さも正確に読み、2分音符と4分休符の小節、4分音符と2分休符の小節、その違いをきちんと弾き分けていました。
お母さんは音楽の経験がなく、全く楽譜が読めません。
だからこそ、この教室を選んでくれたようです。
音源は聴かずに、楽譜のみで音楽を起こし、生徒さんの感性で楽しそうに弾いています✨。
ピアノが本当に好きなようです💕。
4分音符、2分音符、8分音符の違いをはっきり識別できるまで、けっこう時間かかりましたよ。
時間はかかってもいいんです。いつかしっかり理解できれば。
自分で楽譜を読み込んでいるので、レッスンをよく聞き、教えが入りやすいです。
スタッカートやスラー、クレッシェンド、デクレッシェンドなども読んで、ちゃんとやるんですよね。
ほんの小品でも、楽譜に忠実に細部を表現するので、凄く綺麗に弾きます💕。
音に拘る練習を続けて行きたいので、発表会後にはコンクールにも挑戦したいそうです。
人と比べる、競争する、入賞を意識する、という気持ちは全くなく、純粋に音楽を極めて成長していきたいそうです。
近所にピアノ教室はいくつもあります。
それでも1時間近くかけて、毎週大垂水峠峠を超えてレッスンに通う。
その意味を私ももっと認識しないといけませんんね。