2019.09.24
ご訪問ありがとうございます😊。
バッハづくしVol.3のセミナーに行きました。
4人の先生方のお話が聞けて、とても充実したセミナーでした。
始めは赤松林太郎先生の講座です。
今日もまた今までに聞いたことのない新しいお話をされていましたから、本当に先生の引き出しの深さには、毎回感動します。
先生に教えて頂いたことを、早速実践してみたいです。
来週から始まる「フランス組曲」の講座もとても楽しみにしています✨。
次はオルガニストの松居先生でした。
会場に運べるパイプオルガンを設置して、シンフォニアと平均律を弾いてくださいました。
ルターの宗教改革以降、パイプオルガンが教会に受け入れられ、修辞学(効果的に相手に話を理解させる)と音楽が深く結びついていきます。
聖書のストーリーを音楽で表現するための、音の暗号という感じですかね。
神への祈りの音、人間の感情を表す不協和音、キリストが十字架を背負って歩く半音階のパッセージなどなど、いろいろ学びました。
バッハはパイプオルガンの名手であり、敬虔なクリスチャンでした。
バッハの曲は全て宗教的なメッセージがありますから、譜読み、アナリーゼをする時は常に念頭におく必要がありますね。
そして、バロックダンスの浜中先生の講座がありました。
以前に2回バロックダンスのレッスンを受けたことがあります。
実際にメヌエット、ブレ、ガボット、ジグを踊ったことがあります。
もう忘れてきたので、復習出来て良かったです。
当時のフランス貴族たちは、ルイ14世の前でバロックダンスを踊らないといけなかった。
出来ないと、出世から外れていく💦。
華麗にステップを踏むためには、音感がよくないといけない。
当時の貴族の教養で音楽の勉強は何より重要だったようです。
ステップの前振りに当たるアフタクトを数えられること、パートナーをチェンジしても途中からでもステップを踏める拍感をもてる訓練を貴族の子供たちは受けていたそうです。
バロック音楽はダンスとともにありますから、ステップに合った拍感が全てなんでしょうね。
生徒さん全員が必修の「プレインベンション」はまさにバロックダンスの曲集です。
クラッシック音楽のルーツがここにありますよ。
石井なをみ先生が出発された、子供が使えるインベンションのアナリーゼワークブックの説明もありました。
先行発売で購入してきましたので、早速みんなにやってもらいます。
お昼休みに、お隣に座られた愛知県の先生とお話させて頂きました。
インベンションの大切さと、いかに教えるかを熱く語り合いました。
先生達の思いは一緒です。
インベンション15曲が終わったあとの、シンフォニアがどれだけ綺麗で素敵な曲かを生徒に語って励ましているそうです。
確かに、シンフォニアはまた別次元の美しさです✨。
頑張ろう‼️