2018.05.17
トピックスをお読み頂きありがとうございます。
毎週通って下さる大人の生徒さんも、何人かいらっしゃいます。
大人の生徒さんは、どうしても身体に余分な力が入ってしまい、腕が固くなりがちです。
自己流、自主練で無理をすると、この余分な身体の緊張に気がつけず、腕や肩など、痛めてしまいます。
目に見えない身体の奥の筋肉がどうなっているのか、弾いているお姿を見て、出てくる音を聴き、感覚を研ぎ澄まして、透視すると、分かってきます。
私自身も、手の不調に悩まされた時期があり、医学書を読み、アレキサンダーテクニーク、フェルデンクライスなどいろいろやりました。
今もドイツの大学でピアニストの身体と解剖学を勉強された先生に、レッスンを見てもらっています。
まずは、ご自分の身体を知り、ボディーマッピングをすることです。
どこの筋肉が働いているのか、関節を固めてしまっていないか、骨はどのように繋がっているのか、など知識があるといいです。
正しいボディーマッピングが自分でイメージできると、脳が身体に指令を出して、だんだん変わっていきます。
気がつくと、力が抜けて、楽に弾けるようになりますよ。
身体の調子を崩してしまった生徒さん。
回復してきたら、リハビリレッスンしましょうね。