2018.01.12
寒い日が続きます。
お身体大切にしてください。
受験生や、マイペースでゆっくりピアノを続けている方など、発表会やおさらい会には出ない生徒さんも何人もいます。
そんな生徒さん達も、やはり冬休みはよく練習していました。
進学塾の進級を迎える2月辺りで、ピアノをどうするかお聞きしようかと思っていた生徒さんから、新しいお月謝袋を頼まれました。
ピアノは続けるそうですよ。
2月に中学受験する生徒さんから、1月の5週目はレッスンをお休みすると連絡がありました。
あとは休まないそうです。
進級、進学でピアノどうするのかなぁ...と思われる生徒さんに、それとなく聞いていますが、皆んな卒業する気はないようです。
「何でそんなことを聞くんですか?卒業なんて考えてないですよ」
と生徒さん達は言っていました。
全員が順調に進んで、高度な曲を弾くわけではないですが、それぞれに自分の成長を感じて、先を楽しみに、ゆっくり続けたいのでしょう。
今どき、電子楽器を使わずに、教本も絵のない白黒のオーソドックスな楽譜。
小さい子には、おもちゃを使って指のトレーニングはしますが、基本は5線紙と鉛筆とグランドピアノだけで教えます。
小道具はあまり使わずに、シンプルに基本や仕組みを教えるのが一番だと思うので。
それで続けてきた生徒さん達の、集中力、取り組み方は、どこか一本筋が通っているのでしょう。
そんな教室を敢えて選んだ保護者の方も、お稽古を長続きさせる意識があるのでしょうね。
練習しなくても、進まなくても、いつか気がついてやる日がくると思ってくれているのです。
諦めたら、止めたら、終わり。
今出来ない人が、いつか出来ることはない。
続けるからこそ、いつか出来る日がくる。
それに気がついているから、「卒業」の文字は辞書にないみたいですね。
人と比べることからはもう進んでいて、お子さん本人の成長を実感されているようです。
来年度のレッスンスケジュールを少しずつ考え始めていきます。
新規の募集は....???