2021.01.07
今年のお年賀状のやりとりも、ひと段落となりますね。
普段なかなか会えない親戚や友人や恩師と近況を報告し合うことで、やはり改まる気持ちがあります。
また、かつての生徒さんからいただくお年賀状も、成長の姿やお元気に過ごされている様子がわかり、懐かしくてとても嬉しい気持ちになります。
4歳の年中さんで出逢った女の子が、20歳の成人式を迎えたこと。
小学3年生から一緒にレッスンした女の子が、大学生になりロビーコンサートや親子コンサートを開くようになったこと。
他のピアノ教室でレッスンを続けている人や、レッスンはやめてしまったけれどバレエや野球やサッカーなど一生懸命に打ち込めるものを見つけて頑張っている子たち。
今年も嬉しい連絡をたくさんいただきました(^^)
一緒にレッスンできた時間は人生の中のほんのわずかな時間だけれど、あの時の出逢いがあって、その人たちの未来をも見せてもらっている感覚が、本当に尊く感じられます。
そして、年賀状のように「お葉書」をもらうと思い出す、心に残るエピソードがもう一つ。。
これまでの講師生活を通して、社会人やシニア世代の生徒さんともたくさん出逢いました。
どなたからも感じたことですが、ご自分の人生を楽しもうとしている。。
ピアノの他にも趣味をお持ちだったり、実現させたいことがあったり、また、「ピアノが唯一の趣味なんです」とおっしゃる方からは、やはり並々ならぬピアノへの想いを感じたり…
お話を聞いているといつもとても良い刺激をいただいていました。
その中の、私の親と同じくらいの御年のお一人が聞かせてくださった、富士山に登りたいという夢。
叶わないうちに私が以前の教室を閉めてしまい、そのままになっていました。
休職しながら過ごしていたある日に届いた一枚のお葉書。
その方からの「富士山に登りました」というお葉書でした。
山頂まで登ったスタンプが押されているお葉書でのお便りで、「夢だ」と聞かせていただいたあの日が一気に戻ってきてなんだかじぃ~んとしてしまい、そのお葉書がとても重みのある一枚になりました。
今月より開講した新教室は、今はレッスン設定が平日2日間のみ…しかも14~17時ということで、ついついお子さまのレッスンを前提としてトピックスなども書いてしまっている感じがありますが、、
社会人やシニア世代の生徒さんとのレッスンも本当に楽しいものでした。
この先少しずつレッスン可能時間が広がってきたら、ぜひまた大人の生徒さんとのレッスン時間も整えていきたいと思っています(^^)