2021.01.10
新教室の開講を決め、2020年の終わり頃から体験レッスンを始めています。
11月・12月は、3名の幼稚園児が体験レッスンへ来てくれました。
新教室の記念すべき最初の体験レッスンへ来てくれたのは、、
息子の通う幼稚園のクラスメイトである女の子Kちゃんと、妹のTちゃん。
まずはTちゃんから先にレッスンを体験しました。
3歳の年少さんです。
いつも幼稚園帰りの公園で大はしゃぎしながら一緒に遊んでいるMくんのママがピアノの先生になっちゃうなんて… 不思議だよね(笑)
実は私も、お友達関係だった子が生徒さんになるかもしれない事態は初めて(^^)
だから一番心掛けたことは、
一緒に遊んだりしていてよく知っている子だとしても、「こういう子だ」と決めつけないこと。
体験レッスンの時間はたった30分しかないけれど、大きなグランドピアノに触ったらどんな反応かな…どんなところに興味を示すかな…、
様々な音域を聴いてみてどんなものをイメージするかな…
この絵を音楽で表すならこんな感じ…?Tちゃんも共感してくれるかな…?
白鍵盤に住む白ウサギくんはどんなダンスをする…?黒鍵盤に住む黒ウサギくんはどんな風に眠る…?
動物たちの行進隊が奏でるリズムにのって一緒に合奏してみよう!
…などなど、音楽の様々な要素を散りばめてレッスン内容を作り、その子がどんな事にどんな風に反応を示すのか観察します。
必ずしも鍵盤を弾かせることが今すぐの「適期」とは言えないことも多い幼児期さんは、色々な音楽要素を体験させてみてその子の反応から糸口を見つけ、やがては鍵盤にもつながるような指導カリキュラムづくりへと入っていきます。
体験レッスンをする際には、事前に親御さんに「どんな子ですか?」とお聞きして参考にさせていただいていますが、
「ピアノレッスンって何ぞや?!」という状態の子ほど反応が面白い(^^)
そして、展開方法の可能性もたくさんあって面白い。。
Tちゃん、大きなピアノに臆することなく色々な音域を楽しめたね。
白ウサギくんのダンスも黒ウサギくんの子守歌も、気持ちをのせて音を出せたね。
動物たちとの行進では、カスタネットを持って合奏に加わり、行進隊との足並みも揃って上手だったね。
幼稚園帰りの公園で、お砂場遊びをしているTちゃんに感じた「集中力」と「空想力」…
やっぱりピアノの体験レッスンでも感じたよ(^^)
気持ちが向いたらまた来てね♪