2018.11.25
前回は中学校の合唱祭について書きましたが、今回は小学校の音楽会について。
かれこれ10数年見続けているので、学校側としては、我々ピアノ講師はうざったい存在かもしれませんね(笑)
時にはボランティアとしてお手伝いしたりして、歴史を垣間見てきました。時には大人数での大迫力の合奏を聴がせていただいたり、児童会役員の寸劇が披露されたり、生活学級さんの一生懸命な合奏も楽しみだったり。それも時々であったり、無かったり。先生の得意な楽器を聞かせていただいたり。その時々の工夫があって面白いです。
そして、保護者の方たちもそれはそれはこの会を楽しみにしています。音楽やダンスを習っていないお子様には1年に1度の舞台かもしれません。家では何をやっているのかわからないけれど、本番を見て初めて知って感動する親御さんも多いです。それだけ、先生のご努力も大きいのだろうと思います。
私は音楽の専門家として、あれやこれやとつい批評してしまいがちなのですが、それは反省すべき事だと思いました。生徒さん、親御さん、それぞれ個々の思いもあれば、学校の先生それぞれの思いも違うでしょう。
いろいろな問題も発生するし、思ったような結果が出せなくても、次回の糧となる。全体で見れば一つの立派な結果となっているのではないでしょうか。
これは自分が開催する発表会にあてはめても、そう思うようにしています。一人一人の思いを統一することは不可能、でも近づけるために努力することはできます。
小学2年生のあきなちゃんの今までの楽譜をぱらぱら見ていたら、ある譜面が目に入りました。今年の春に終わった発表会での楽譜ですが、今見ると書き込みも量がすごいです。(写真が小さくてわかりづらいのですが)その他にもレッスンノートにも書き込みます。
どれだけ頑張ったことかが思い出されますね。