2018.09.20
先日、グレンツェンピアノコンクール(予選)が静岡音楽館AOIで行われました。毎年何人かが出場するこの大会は、特別な人ではなく誰もが挑戦できるコンクールです。いつもコツコツ練習していれば皆が入賞するチャンスがあります。
今年はあんちゃん一人が参加しましたが、みごと優秀賞を獲得できました。6年生のあんちゃんは来年からコンクールに出られるかわからないからと、本選にも挑戦するようです。
小さい生徒さんはコンクールと発表会の違いがピンと来ないので、こんな風に説明します。
コンクールは出場者全員が同じ曲を弾き、発表会は違う曲を弾きます。
コンクールはすぐに弾けるような曲をどれだけ上手に弾くか勉強するところ、発表会は少し難しい曲でも自分が選んだ曲を弾けるように頑張るところ。
そういう意味でもグレンツェンは最適です。普段のレッスンなら「はい、合格」で終わらせそうなところを、「もう少し出だしを丁寧に」「もっとレガートに」「もっとテンポアップしたら」等等、いろいろな面でステップアップできます。短い曲なので、子どもも集中できますしね。そういう経験も必要ですね。
ところで静岡音楽館AOIの読み方は「エーオーアイ」ですよー。知らない人は割と多いのでは。私も初めて静岡に来た時は「あおい」と読んでました!