2026.07.24
時々、「これは、私が注意しなくてもできるのでは?」と思うことがあります。
例えば、「両手奏の際のバランス」
初期から、気を付けてレッスンしていることなので、生徒さんにとっては、耳に胼胝(タコ)ができるほど聞いていることです。
でも、弾いてもらうと、伴奏がメロディーの邪魔をしてしまっていると感じることがよくあります。
弾き終わって、「バランスは?」と聞くと、「あっ、忘れた!」
もう一度弾いてもらうと、バランスはよくなります。
できるのに注意していないし、自分の出している音にも耳が働いていないのです。
ということは、「いい練習ができていないなぁ」と、ちょっと悲しくなります。
そこで、注意することを生徒さん自身に言葉にしてもらうことにしました。
そして、具体的にどう練習したのか、話してもらうことにしました。
なかなか大変です。
何かの記事だったか、読んだ本だったのかはっきり覚えていませんが、「得た情報を誰かに自分の言葉で伝えられることが、理解したということ」というようなことを目にしました。
すぐにできるようにはならないと思います。
でも、ある生徒さんは、「どう練習したか、先生に言えるようにと意識したら、練習の仕方が変わった」と言い、確かにいい練習ができたことがわかる演奏でした。
楽しみです。