2022.06.08
すっかり梅雨空。
生徒さん方の通う小学校も運動会が無事に終わったようですね。
学校も週休2日になったせいもあるのでしょうか、小中学校の授業のスケジュールもタイトになっていますので、昔のように1日中運動会の練習と言うことも最近はなくなりました。
コロナの影響もあって、学校の一大イベントである運動会や遠足も半日で終了、少し気軽なイベントに変容したようです。
しかしながら、レッスンに来る生徒さんは異口同音に
「運動会の練習やだー」
と嘆いていました笑
でもなんだかんだ言って運動会は楽しかったみたいで何よりです。
5月とはいえ、昔とは比べ物にならない過酷な気候の下、スイミングなどに通っている生徒さんも多く、わざわざ運動会の練習で体を動かさなくても良いのかもしれませんね。
運動会1週間前の今日も隣接する小学校から先生の熱の入ったご指導の声が聞こえてきました。
先生方も短期間にいろいろなことを準備しなければなりませんよね。本当にお疲れ様でした。
準備といえばですが…^ ^
教室もそろそろ秋に予定されているリトルコンサートの準備にとりかかり始めています。
近年は色々な事情により、昔より生徒さんのレッスン進度がかなり遅くなっています。
かといって生徒さんのペースを無視してあれこれ詰め込んだところで、むしろ弊害が大きいので、それぞれの都合に合わせた進度でいいのではないかと私は思っています。
楽譜を理解する力と自分で考える力が少しずつついていれば、教本の進度はあまり気にしなくてもいいのではないでしょうか。
発表会の準備ですが、以前なら会場確定の夏からの準備でしたが、そういうわけで今年はさらに早めて初夏からぼちぼち開始。
間際で慌てないための安全策です。
資料を買い集めたりしていますが…毎回の問題は選曲。
何気に春から行っていましたが、やはりここは大きな悩みポイント。
以前は積極的に少し背伸びした選曲をし、会終了後に大きな飛躍を実感するという指導が中心でしたが、時代の変化と共にそれも難しくなってきました。
発表会で演奏する内容が実が悪いと(ミスタッチや演奏曲の難易度ではなく、曲に対して誠実であるかという意味で)、聴衆の反応も含めて会そのものがだらけてしまい、せっかくの準備も無駄に、そして達成感も得難くなります。
どんな曲であれ、ステージ演奏目指して仕上げると当日の出来如何に関わらず、その後の音楽に対する意識が大きく変わります。
またその意識の変化が、生徒さん方の今後の音楽へのモチベーション向上につながることも毎回実感させられています。
日頃のんびりムードが漂うピアノ教室ですが、2年に一度のこの数ヶ月だけはできるだけ音楽に向き合っていただければと考えています。
塾などに比べると成果は明確ではないとは思いますが、必死にピアノに向き合うことは間違いなくこれからの長い人生に大きなプラスを与えてくれるはずです。
目に見えないものも大事にしたいですね。
私はといえば五十路を迎えましたので、とにかく当時まで健康に気をつけることですね〜。
まあ、自分の演奏曲もそろそろ決めないと。不器用ですから、自分(笑)。
せっかくの発表会、今回も上手い演奏ではなく、いい演奏を目指したいと思います。
保護者の皆様にはお手数をおかけしますが、ご理解、サポートをどうぞよろしくお願いいたします^ ^