2016.03.23
こんにちは。
ピアーチェノ山本ちえこピアノ教室です。
今日も春らしい暖かいお天気でした。
このまま続いてくれるといいのですが、
明日以降また寒の戻りがあるみたいですね。
年中さんのY君、4月の園長先生のお誕生日にピアノを弾く予定ですが
園長先生は転任されるということで、急遽、来週弾くことになったそうです。
弾く曲はエルガーの「愛のあいさつ」と リストの「愛の夢」
Y君お気に入りの2曲です!
この2曲、冒頭のフレーズに共通点があります。
6度の跳躍があること!
6度の跳躍とは、2つの音の間が6つ離れているということです。
ド↗ラ、レ↗シ、ミ↗ド、とか、逆に6つ下に下がったり。
この6度の跳躍は、「夢見心地」「あこがれ」の気持ちを表現したり
ロマンチックな雰囲気を出すには持って来いなのです!
でも、この6度音程を甘く切なく弾くには、相当な技術と感性が必要ですね。
5才のY君に、これを要求するのはちょっと酷ですが、がんばってみましょう!
2音間を点で感じないで、線でつなげる気持ちで!
1音目の音を最後の最後まで聴き届けてから次の音につなげて!
手首もしなやかに!指から指への体重移動も感じて!
簡単なことではないけど、初めから気持ちを鍵盤に乗せたいと思うことが大切です!!