2019.08.28
こんにちは。ピアーチェノピアノ教室です。
先週、月見の里室内楽アカデミーが行われている中、
22日、ピティナコンペ全国決勝大会が行われ、
当教室から2名出場するとあって、聴きに行ってきました。
場所は東京駅から一駅の、よみうりホール(大手町)。
北海道から沖縄までの地区本選を通過した100名(B級)が出場しました。
決勝大会ではバロック、クラシック、ロマン、近現代の4期全ての課題曲を演奏します。
6月の予選で弾いた2曲は、8月上旬の地区本選の時は殆ど弾いてない状態。
決勝大会出場が決まってから2週間で4曲をベストの状態に持って行くことは、
子供にとってはなかなか難しいことです。
長い期間弾いていると、指はどんどん速く動くようになり、
速いテンポで弾く方が、弾きやすいと感じるようになります。ここが落とし穴!
曲の解釈と共に自分に合ったテンポが、段々分からなくなってきます。
テンポは本当にデリケートで、僅かなテンポ設定の違いで印象も変わってきます。
かつての浜松国際ピアノアカデミーで、韓国のD教授が
『音楽で一番大切なのはテンポだよ!』と仰っていたのを再認識しました。
また固い話になってしまいましたが(;^ω^)
出場した小4のIちゃん、小3のY君、お二人の性格は見事に両極端!
Iちゃんは鋼のメンタルを持ち、ポジティブ&楽観的。
Y君はガラスのような心で、ネガティブ思考。
今回もY君、弾き終えた後に『こんなんじゃダメだ!』と号泣だったとか。
Iちゃんは終わってスッキリの満面の笑み。
二人とも実力を出し切り本当に素晴らしい演奏をしてくれました。
発表は翌日23日。嬉しい知らせが届きました!
Y君銀賞、Iちゃん銅賞、二人揃って入賞です!
B級は金賞5名、銀賞7名、銅賞8名でしたので、全国で上位に入れたこと、
本当に嬉しいです。約3ヶ月に渡ってよく頑張ってくれました。
日頃のレッスンでは二人とも、ここが弾けない、ここが好き、先週言われたことと違う!どういうこと?等々、
ストレートに質問されたりお話してくれたり、楽しいレッスンです。
これから壁にぶつかることもあると思いますが、あまり深刻にならず、
楽しみながら音楽と向き合っていってほしいです。