2025.11.17
福岡市南区つじたピアノ教室【ドルチェ】の辻田詳子と娘の辻田真佑です。
前回のブログでは、ピアノを通して「自分の心と向き合うこと」や「感情が音に反映される不思議さ」についてお話ししました🎵
今回は、その心の動きが実際の演奏にどう影響していくのかという、さらに一歩踏み込んだ部分について書いてみたいと思います💓
ピアノの表現力を育てるうえで大切なのは、気持ちを感じ取るだけでなく、それを音として選び取る力です!
どんな強さで鍵盤を押すのか、どんなタイミングで息を吸うのか、テンポをどう揺らすのか…
気持ちを音に変換する作業は、まさに演奏者のセンスが問われるところです✨
最近ブルグミュラーを練習している生徒さんも、この段階に入り始めています。
以前は音を正しく弾くことで精一杯だったのに、今は「このフレーズはさみしい?明るい?」「ここの景色はどんな感じ?」と、曲の雰囲気を自分から探るようになってきています😳
その小さな変化が、本当に大きな成長なんです。
生徒さんが想像しやすい例え話をしたり、生徒さん本人にどういう時にこんな気持ちになる?と聞くと意外な答えが返ってきたりして😳
だからこそ同じメロディでも、イメージ次第で全く違った音になるのだと面白く感じます💕
こうして思いを音にのせられるようになると、演奏は急に深みが出ます。
ただ弾けるだけの段階から、聴く人の心にそっと触れる演奏へと変わり、音楽そのものが一段と楽しく感じられるようになります🎹
これからも、生徒さん一人ひとりの考え方や感じ方を大切にしながら、音に気持ちを託す力を丁寧に育てていきたいです💐
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