2019.10.09
レッスン中に涙が出てしまう生徒さんがいます。
特に厳しくしているわけではないのですが…。
泣いてしまう生徒さんには、負けず嫌い、そして比較的よく弾けるという共通点があります。
涙の理由は…、
お家で一生懸命に練習してきたのに、音の読み間違いやリズムが違っていたなど間違いを指摘されて、直そうとするのだけど思うように弾けなくて、悔しくて涙…。
悔しくて涙が出てしまうんです。
目に涙をいっぱいためて弾く姿はいじらしいです。
言われた通りに何とか弾こうと頑張っているので、涙にはあえて触れず、見て見ぬ振りをします。
反対に声をあげて泣く生徒さんには、思いっきり泣いてもらいます。
「悔しい気持ち、先生わかるよ」など、声をかけると琴線にふれたのか、堰を切ったように声をあげてもっと泣く場合もあります。
そんな時には、しばらく涙タイム。
落ち着いたら、レッスン再開。
ですが、あまりにも泣き過ぎて弾けないことも。
そんな時には、何か一曲弾いてあげたり、ピアノから離れて音楽クイズやゲームをして気持ちをあげていきます⤴︎
涙が出ると心配になりますが、上手になりたいという気持ちの表れだと思っています。
涙のレッスンの後の次のレッスンまでの1週間、
「大丈夫かな?ピアノ嫌いになっていないかな?」
と私も心配ですが、ほとんどの生徒さんが完璧に曲を仕上げてきます。
悔しい!という気持ちをバネに頑張ってきたんだなと嬉しく思います♫