2013.06.26
褒めるって難しいです。
どのラインで褒めるかは、そこに至るいきさつや、褒める相手の性格、能力、年齢などによって変わってきますよね~。
褒めたお母さんに“お母さん本当はそう思ってないよね~”とウソを見抜く子?疑う子?がいたり、本人が納得していないのに周りが褒めると、これまた本人としては面白くなかったり、褒めのラインが高すぎてプレッシャーになったり・・・・いや、実に難しい!←ガリレオ風?
昨日、あるお母さんにレッスンの時に来てもらいました。親子揃ってお説教するため・・ではなく、ビックリするくらい良く弾けるようになってきたのを知って欲しかったから。
お家では、一生懸命練習してスラスラ弾けるようになり曲も仕上がってきたので、たくさん褒めていたようです。ご家族が関心をもって声かけをしてくれるのは、とても良いことですね~。
でも、私はレッスンの時にはもっともっと気持ちを込めて良い演奏が出来ることを知っていたので、お母さんに聴いてもらうことにしました。
さて、昨日のレッスン、細かくレッスンして気持ちの込め方を思い出した後、1回通して弾いてもらいました。集中していたのでしょう!弾いた後にはぐったりしてましたよ♪
“こんなに素敵な演奏が出来るなんて知らなかったよ”とお母さん。
今できる最高を知ること、知ってもらうことは、子供にとっても、親にとっても大きな喜びだと思います。
子供の満足ライン=親の満足ライン(期待)=褒めのライン
この3つがほぼ同じであることが、上手くいく秘訣かも・・?
そして、この全体のラインを少しずつ引き上げていくことが、私の役目なのかな~と、いつになく真剣に考えた今日この頃でした(*^_^*)