2015.12.11
クラシックの大曲に挑戦していたYさん。大人の生徒さんです。実は方向転換しました。
10月にレッスンにいらした時は、クラシックでした。しかし、お互い悶々としていたのです。
「どうせまた、注意されるのはこういうことだろうな」
と、思いながら弾くYさんに対し私は、
「やっぱり、私の説明が足りないのかな、まだ通じない。指導力不足」
と思いながらレッスンします。
こんな、遠慮しがちというか、悶々としていたら楽しい訳がありません。
思い切って話をしました。このまま続けて良いものか?私で良いのか、と。喧嘩別れはしたくはないですが、話し合ってみました。
Yさんも、色々演奏をする場があり(ピアノのサークルやボランティアで)今、自分に必要なピアノは、こういう大曲を弾くことではないような気がする、と気付いたようなのです。でも、それは私とのレッスンで音色の話や、技術だけでないニュアンスとか空気とか、そういうYさんが苦手としていたことが、気付ける耳が出来てきたことだと思うのです。私と悶々としていた?レッスンも、無駄ではなかった、ということでしょう。
そこで、目標を変えました。一応、私もそういうことならそんなようにレッスン出来るので。
来年のご自身が所属するサークルで、クラシックの曲ばかりの中で、ビリージョエルが弾きたいと。暗譜で、余裕で弾いてみたい、と。ならばとその方向転換のレッスンに、入りました。
その1回目が昨日。まず、メロディを出そうと弾いてきたYさん。それも大事。でも、ベースも大事。コードネームから音を取り、その中で大事な音を見つけて上手に活かす。もしかしたら、弾き忘れてしまっても流れ的には大丈夫な音もある。
こんな風なレッスン。また、今までのクラシックと違った難しさがある、と感じたようですが私にもYさんにも、悶々としたものはなく、楽しくレッスンができました。
話せて良かった。方向転換が、良い方に。また、いつか方向転換もあるかもしれないけれど、まずはビリージョエルを。練習されてきた曲は《素顔のままで》いい曲です。また、来年のレッスン、楽しみに待っていますね。