2019.11.18
昨日は生徒さんのバレエの発表会に、伺いました。
「発表会って言っても、普段のを見てもらうようなミニです」
と、遠慮深い話し方でした。
しかし、伺えて良かったです。
その普段のレッスンを見られたのが、バレエ未経験の私には新鮮でした。
はじめたての幼稚園児ちゃん達の、可愛い姿。やはり泣いちゃう子もいるし。先生がこっちこっち、と整理する姿は私の発表会わらべうたステージを彷彿とさせるものがあり、あったかさを感じました。
学年が上がれば整然と、凛としてきて綺麗です。
足、手、背筋、首筋、表情と成長するにつれ違いますよね。
小さい子のスキップにギャロップ。
音楽も流れていますが、動きに必死。
これ、付点のリズムを始めて弾く時の生徒さんのぎこちなさと一緒。
やはり、密接です。
バレエと音楽。
当たり前ですが、改めて痛感しました。
昨日は現役音大生による、弦楽合奏で「アイネクライネ ナハトムジーク」の1楽章に合わせての踊りもありました。
弦の細やかな刻みに合う足の運び。
伸びやかな弦のボーイングに合わせる腕や手の優雅な動き。
それに合わせた振り付けでしょう。更に、音楽を感じることで、より音楽と振り付けがシンクロする、それがバレエですよね。
本来この曲は、バレエの曲ではありませんが、目と耳を楽しませてくれる作品になっていました。
生徒さんのNちゃんは、「アイネクライネ〜〜」の他に、ソロのバリエーションでタンバリンを用いる踊りを披露しました。手で叩くだけと思っていた私には、目から鱗でした。
また、「くるみ割り人形」のステージでは、Nちゃんは花のワルツを華麗に五人の中で踊っていました。ピアノの時には見られない、表情でした。以前、Nちゃんはピアノの発表会で、金平糖の精を演奏したことがありました。昨日は金平糖の曲はなかったですが、いつか踊ってくれたらなぁ、と思いました。
私の記憶で、バレエの発表会に足を運んだのは、これが3回目。1回目、自分が小6の時の友達の発表会。ほぼ記憶なし。2回目、高校の友人が大人になってから始めたバレエの発表会。夢を叶えた友人に拍手!
そして昨日。
バレエは、ウィーンで観たことはあり、それが「くるみ割り人形」
色々刺激を受けた、バレエミニコンサートでしたが、私にはミニではなかったです。