2019.07.05
最近、レッスン室にiPad がありまして。
合唱コンクールの曲を聞いたりするのにも使いますが、何よりミュートの動画で、BGMを生徒さんが弾く、ということに使いはじめています。
発表会の曲、両手で通せるようになって、あれこれ私がイメージを話すより見た方が早かったりする場合、横に置いて画像を流し、曲は自分が弾く。多少、ミスタッチをしても雰囲気が出ます。それを優先に。
そんなことをしています。
Rくんは、森林鉄道の曲を弾きます。私は昔、大井川鉄道や井川線でみた景色。勾配の様子。オーストラリアのキュランダ鉄道のカーブの様子など話しても、行ったことがあるから話せるわけで、でも語るより見た方が良いかな?と。そこで、ミュートの動画を流し弾くと〜〜雰囲気が出ました。動画は大井川鉄道でした。
次の日、Mちゃんは、ソーダが出てくる曲を弾きます。炭酸の画像を流し、シュワシュワ感を見ながら弾いたら、テンポがアップして弾けた感が増しました。本当はもっとブルーのソーダが良かったのですが、うまく探せず単なる炭酸で。それでも、イメージが出ました。
偶然、2人とも同じ作曲家です。弾きにくい感じのリズムや和音も、今の子はイメージからつかめることもあり、楽しく進めています。
リアルな体験も、勿論大事ですがそのとっかかりになれば、こういう機器を用いることもありですね。