2019.04.04
昨日はレッスンをお休みにして、表参道のカワイのコンサートサロンで開催された、作曲家談話室に行ってきました。
今をときめく、3人の女性作曲家、春畑セロリさん、樹原涼子さん、轟千尋さんのトークとピアノ演奏です。
生徒さんの中には、既にこのお三方の作品に、触れている人も多々います。今年の発表会でも、登場する作曲家さん達です。
作品に対する思い、曲が出来るまでのエピソードなど裏話とも思える話も伺えました。
印象に残ったことは、
「記号で弾く、ではなく音や和音を感じで弾いてください」
と、言うことでした。
勿論、指示のある強弱記号や速度記号を無視してはいけません。しかし、それらがないところを、棒弾きして良い訳ではなく、それらがないところは音に気を使う、フレーズ、和音に作曲家の意図を汲む、そういうところなのです。
だからこそ、日本人作曲家の難しさはこう言うところにあるのかなぁ、と。
曲の解説も読みましょう。
楽譜をよく見ましょう。
行間を感じましょう。
丁寧に向き合いましょう。
新年度、自分にプラスの時間でした。