2019.03.30
今春、教室から社会人生徒さんが二人、誕生します。
二人とも、小さい時からレッスンしていて、感無量の私です。
Tくんは、すでに3/26に入社式をして働き始めた初日にレッスンに来ました。4/7にある、チャレンジプラスコンサートにも、出演するので実は、忙しいです。
曲は、「Bon Voyage!」
フランス語でごきげんよう!いってらっしゃい!安全な旅を!という意味の曲です。新生活に相応しい一曲になりました。
就労には紆余曲折があり、お母さんと一緒に悩んだこともありましたが、Tくんの特性が活きるだろう職場に就労出来たようです。
「少しずつ大人扱いするね」
と、社会人として、ピアノレッスンに通うことなどを伝えました。
「緊張します」
と、言いつつも自覚の芽生えが出たようです。
もう一人はYちゃん。
2/17に国家試験があり、その発表が3/22にありまして、合格!晴れて、ピアノの上手な看護師さん誕生です。
また、勤務先は坂の下の病院です。
昨日ネイルを落として、レッスンに来ました。ネイルを外したことで、ピアノが上手くなった!と、喜んでいました。そして、ブラームスの「間奏曲」の譜読みが出来ていて、気持ちよく弾いて行き私にも、優雅な時が流れました。
再開までの間の、色々な話をしてくれました。その中で履歴書や、自己PR書に必ず趣味はピアノ、継続中。と書いていたようで、そこは毎回評価をいただいたそうです。継続している、を見る人は見ますね。
「ステキな趣味ですね」
とも、言ってもらえたことも嬉しかったようです。
Yちゃんの中で、ピアノを続けていたことが生活に役に立ったことも沢山ある、と話してくれました。段取りや、限られた時間で要領よく練習することが全てに役に立った、と。だからこれから仕事をしても、ピアノが弾けないわけはない、心配していない、とも強気な嬉しい発言。
Tくんにも、Yちゃんにも生活の一部にピアノがある2人。
社会人になっても、ピアノとの付き合い、私との付き合いも変わらないようです。私も嬉しいです。
これからも、応援しています。