2018.11.20
昨日は、急遽就労の研修が入りレッスンがお休みになった Tくんのお母さんと、お昼を挟みながら色々話をしました。
Tくんのお母さんであるIさんは、教室のBrezzaの取り纏めもしてくれます。
一時期、大人の生徒さんとして、ピアノの生徒さんでもあったときもあり、発表会でソロも演奏しました。今は、Tくんの保護者としての他、私とは長い付き合いになりますので、色々お手伝いもしてもらったり時にはお互いに息抜きおしゃべりをしています。
さて、Tくんは春からの就労に向けて実は山あり谷あり。話の中から私も反省が見えてきました。
ピアノ教室ではありますが、常日頃生きていく力はつけさせてあげたい、と思っています。それは、他人の中で活動をすること、みんなで何かを作り上げること、自分の発表ができること、など様々です。ピアノの練習を通して培われる、忍耐力や継続の意味、目標や頑張り、ということの他にやはり社会生活にも生きてこないと、勿体無いと思うのです。
Tくんに足りなかった、文章を書くスピード。ピアノレッスンの中で書いてきていた修学旅行の感想文なども、家で練り直して書くよりも、レッスン室で限られた時間にやり遂げる、という方法も入れてあげれば良かった、と反省。
喋ることに関しても、代弁を減らすべきだったなぁ、と。他にも、イレギュラーに慣れるべく、予防線引きすぎも今となっては、と自戒の念。
Iさん自身も、「迷惑かけまいと先回りしたことが子供のできないことの一つになり、反省しています」と。
大丈夫、気付けたことが大事で、ここからです。子を思う親なら当然です。
目を掛ける
手を掛ける
心を掛ける
この3つのバランスは子育て、永遠の課題です。
IさんのTくんに就労に対する色々な苦労話を聞いて、すっきりしてもらえた一方で私も考えていたことが明確になり、初心に立ち返る意味でも1つ決めたことを実行する気持ちが、さらに固まりました。詳細は追って。
まずは、Tくんの研修が無事に終わることを応援しています。