2017.03.19
体験レッスンは、教室の雰囲気や私の方針を伝えるためにも、大事な時間です。
最近は、こちらのトピックスを熟読して来てくださる方もいて、私や教室についてはお分かり頂いて来てくださるケースも、少なくありません。
そんな体験レッスンの時に、お話しする内容も実は年々変わっています。それは、私も色々経験したから言えることです。
例えば、高学年からスタートの場合、小さい時から積み重ねて来た生徒さんとの違い、色々あります。周囲の曲が耳に入り、だけど自分は〜〜の思い。始めたのが遅いのは、分かってはいるけど、の葛藤。そんな話を先にします。本人にも、保護者にも。
一瞬、顔の曇るお子さんもいます。そんなに甘くないんだ〜と感じてくれたのでしょうか?でも、その一方で私の話が通じることは、幼稚園の子より早いですよね。噛み砕いていろんな例えを出して、あーだこーだ、と伝えるより、これはこういうことでね、と端的に入れます。
一曲弾けるようになりたいだけか、ピアノが弾けるようになりたいのか、そこの違いも高学年からスタートお子さんとは、最初からしっかり話さないと、と思います。
また、保育園児ちゃんの場合。
ピアノに興味がありそうで、と良くお問い合わせを受けます。でもまだ弾ける年齢でない時、いかにリトミックやソルフェージュが大事かを伝えます。その上で、生活のサイクルにあったお教室で、先々ピアノに繋がった時に通いやすいところ、とお話をします。
実際、通えそうとお話をいただいた方がいますが、より近いところに私のお知り合いの先生がいらしたので、体験はしましたがそちらもお伝えしたケースもあります。
通う本人も、通わせる保護者の方も負担にならないのが、一番です。平日、ハードに働いていて〜〜時間のやりくり大変!は、私の妹夫婦を見ていて感じます。
同様に、例えば障がいをお持ちの生徒さんの場合、私のところにも何人かいますが、空き枠は今はありません。でも、こちらも障がいを受け入れてくださる先生同士のリンクがありますので、そちらを通してご縁があれば、と思っているのです。
と、言うことで経験から楽しい話だけでなく、先に苦労やこうなることもありますよ、の話しをするようにした私ですが、現在は新規の枠はありません。
いよいよ、今週で今年度の通常レッスンは終わります。
春休みは、補講と準備にしようと思っています。