2026.09.11
チマローザ 作曲のソナタ 第33番 ト短調
イタリアの作曲家で声楽的な「歌心」が何よりも大切な曲です。
gーmollの悲しみを込めて弾くような曲になっています。
悲しみや苦悩を表現するために、
切り方も「ツン」と突き放すのではなく、
相手の悲しみに寄り添って撫でるようなアーティキュレーション、
丸みのある柔らかい扱いが必要です。
同じく「大丈夫」という言葉でも強さやニュアンスが違うように、
繰り返されるフレーズごとにテンションを変え、
心の揺れを表現して欲しい曲です。
3つずつの右手と左手が全く同じリズムは、
お互いのアンサンブルがポイントになります。
自分が主役で歌っている時と、
相手を慰める伴奏に回る時、
その役割を瞬時に切り替えながら弾いてください。
ただし、
見せびらかすようにやりすぎると品がなくなってしまうため、その辺りがとても難しいところです。
とはいえ、
最初から控えめにまとめようとするのではなく、
一度は「やりすぎかも」と思うくらい大げさに表現してみることも大切です。
整理されてちょうど良いバランスになるかもしれません。
弾くのはそれほど難しくないですから、表現できるかがポイントですね。
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