2012.02.15
先ほど、愛知県の阿知波先生のトピックスに登場してしまいました。
言わなきゃいいのに、おせっかいを焼いてしまった荒木でございます。
阿知波先生、失礼いたしました♡
「うれしいひなまつり」は4番まであるのですが、確かに楽譜によっては楽譜の方に2番か3番までしか載っていないものがあります。
そして4番までの歌詞を巻末にまとめて載せている場合もあります。
保育士さんや幼稚園の先生も、4番まで知らなかったという方もいますね。
さて・・・老婆心を出したついでに、もう二つほど”ひなまつり”の歌をご紹介しましょう。
春の女の子のみやびな行事にちなんで、ひなまつりの歌は、典雅な優しい曲が多いです。
昭和16年「国民学校芸能科音楽うたのえほん(下)」に、
林柳波(はやしりゅうは)作詞・平井康三郎作曲「ひなまつり」があります。
一、 あかいもうせん しきつめて
おだいりさまは うえのだん
きんのびょうぶに ぎんのだい
二、 ごにんばやしや かんじょたち
そろってならぶ したのだん
どれも きれいな おひなさま
三、 あられ・ひしもち・おしろざけ
ぼんぼり かざる おもしろさ
きょうは さんがつ ひなまつり
もう一つ、斉藤信夫作詞・海沼実作曲の「おひなまつり」(昭和22年)を紹介します。
あかいひなだん きんびょうぶ
おだいりさまや かんじょさま
ごにんばやしの おはやしに
キューピーさんも なかまいり
クラシック音楽に長~い歴史があるように・・・童謡・唱歌にも歴史ありです*^^*
またこのほかにもたくさん、ひな祭りの曲があるのです。
作られた時代背景や、人々の暮らし、考え方までも反映されていて、
とても面白いし奥が深いのですよ♪