2017.07.04
まだ梅雨明けもしていないのに、この暑さ!
いきなりの猛暑は、体に堪えます。
今日は、幼稚園の年少組さんから大学院生まで幅広い年齢層の生徒さんのレッスン日です。
幼稚園の生徒さんはお母さんがレッスンを見学されていますが、小学生になるとレッスンを一人で受ける生徒さんが増えます。
低学年の小さな生徒さんに宿題を出す時には、付箋を付けて宿題のページがすぐに開けられるようにしています。
ところがその付箋が楽譜から滑り落ちて、ピアノの蓋の隙間から中に入ってしまいました。
小さな付箋なので、音には影響がなくてホッとしました。
付箋のことなどすっかり忘れたころ、中学生のE君が教室にきました。
彼はサッカーのプロ選手を目指していて、クラブチームに所属して日々サッカーの練習に汗を流しています。
ピアノ教室には小学校2年生の頃から来ています。
当時はいたずらばかりしている華奢な男の子でしたが、今では朝から食パン5枚を平らげる食べ盛り、身長180センチ越えの立派な少年となりました。
スポーツには怪我がつきものですが、E君も捻挫や打撲はしょっちゅうです。
先週は足首を捻挫、今週は相手チームのスパイクが太ももに入って打撲。
右足は包帯だらけとなっていました。
E君自身もプレー中、相手チームの選手に鼻骨骨折の怪我をさせてしまったことがあるそうです。
毎週、E君からサッカーのことを色々聞かせてもらって呆れてしまうこともしばしばです。
家では寡黙だというE君。
ピアノ教室では色んなことを話します。
都議選のことから、受験勉強、サッカーのことまで…。
今日は、世界中の人がスポーツをしなくなったら、呼吸する量が減って空気の汚染量が減るんじゃないか…と、よく解らないことを言ってました。
来年は高校生のE君。
とりあえず受験を頑張ってほしいです。
E君が帰った後も、レッスンは順調に終わっていきましたが、ピアノの中に落ちた付箋はどうなっているのでしょう…気になるところです。
そこで、大学院生のNさんに手伝って頂いて、ピアノの蓋を外してみました。
ピアノの鍵盤の奥には緑色の付箋と…A4サイズのプリントが2枚重なって落ちていました。
プリントは、いつの間に落ちたのでしょう!
音符の長さの練習問題なので、小さな生徒さんが落としてしまったのでしょう。
びっくりです。
…ところで、ピアノの中には思わぬものが入っていることがあります。
サッカー少年のE君が小さいころ、こんな事がありました。。
E君のレッスン中、赤いボールペンが無くなってしまいました。
どこを探しても無くて、E君にボールペンを見なかったか聞きました。
「俺、知らないよ。」
と、答えながらも何だか悪いことしていそうな雰囲気が漂っています。
E君が帰ったあとピアノの蓋を外してみたら、やはりボールペンがピアノの中に入っていました。
軽い悪戯のつもりで、ボールペンをピアノの中に滑り込ませたのでしょう。
そんなことばかりするE君を叱った日々が懐かしい…と言いたいところですが、いまだに叱る日々が続きます。
大きいのにねえ…。