2016.04.22
この春から、 幼児の生徒さんが数人レッスンをはじめましたが、少しずつ皆さんは軌道に乗ってきました。
3,4歳の頃は、音を感じる耳の能力が発達してくる時期といわれています。
音楽を楽しいと感じられるように、絵を見て歌をうたったり、曲に合わせタンバリンなどの打楽器でリズムを打ったりと自然に音楽に親しむことで、徐々にリズム感や音感を身に付けていきます。
また、鍵盤にクラフトを置いたり、音符カード、5線カードなどを使用して
遊び要素を積極的に取り入れ、ドレミや鍵盤の位置と指との関係が、
理解出来る様にレッスンしていきます。
この時期に音楽の土台の基礎を楽しく養い
ピアノに無理なく入っていけるように、丁寧にきめ細かくご指導しております。
徐々に楽譜が読め、やさしい曲や講師との連弾が出来るようになってきます。
特に3歳の時期には、まず曲の音符を一緒にうたい、リズムを打ち、そのあとでピアノを弾くというレッスンを行なっています。
同じ年齢でも身体や手指の発達度や集中出来る時間も
まだ個人差が大きい時期ですのそのお子様に寄り添い進めていきます。
また、やさしい音符のぬり絵の宿題を家で毎週こなしていく事などを行なうことによって、これから将来のご家庭でのピアノ練習の継続性を身につけていくきっかけ作りをしています。
親御様も時には、一緒にレッスンを楽しんでいただくことでも、よりお子様は安心して音楽やピアノが好きになることと思います。
まだ、ご家庭で自発的に練習ができるという年齢ではありませんので、まずピアノが楽しいと思えるようなレッスンを通して、ご家族の応援や環境において、お子様が積極的にピアノを弾く気持ちになることがとても大切です。
ご心配なことやレッスンについては親御様とのお話し合いで、決定し進めていくことも重要と考えておりますので、どんなことでもお気軽にお話いただければと思います。