2016.03.01
3月に入りました。
入園入学、進級進学と、新シーズンからの環境の変化に期待と不安の入り混じる頃と、思います。
ピアノレッスンは、学年が変わっても教本がすぐ変わるということはなく生徒さんに合わせて進みますので、皆違います。
よく使われる教本でも、生徒さんによっては違うタイプの方が楽しく上達出来ることもありますので、状態に合わせて選ぶことが大切だと常々思います。
はじめて習われる生徒さんは年齢だけでなく、性格的なことも考慮して数ある中から、選びます。
また、習い事が多く練習時間は少ししか取れないけれど、ピアノは大好きな生徒さん、
練習熱心で、毎日欠かさず丁寧に練習してくる生徒さん、
少し、マンネリ気味になってきた生徒さん
コンクールを目指し上達したい生徒さん、
思春期や受験で気持ちが不安定な生徒さん、
大人の方では、仕事や家庭、体調など様々なことを抱えてもピアノを続けたい生徒さんなど・・・
その時の生徒さんを思い浮かべながら、たくさん並ぶ楽器店での教本選びをじっくりすることも楽しみのひとつです。
選んだ教本を生徒さんたちが使いこなし心豊かにピアノに向かえる道しるべと、お手いができたらと思います。