2019.11.28
中学生たちの合唱祭もそれぞれ発表を終えました。
伴奏を控えていた生徒さんの前奏部分をビデオに撮ってみました。前奏はピアノ演奏で曲の世界観を表現しつつも歌う人の気持ちを集中させて一つにする役割もあります。
集中して演奏はできていたのですが、撮影するとなるとさらに集中度が増します。集中はしていても嬉しそうにピアノに向かったのが印象的でした。心から歌っているのが伝わってきます。
保護者の方々も聴きに行ける学校では感想を聞かせていただくことができました。コンクールなどでいろいろな演奏を聴いて耳が鍛えられているお母様方はたくさんのことを感じ取られたようです。
合唱とピアノ伴奏のバランスや一体感・選曲が与える影響・本番でどこまで仕上げていこうといているのか・心地良く安定感があるかなど。
クラスごと学年ごとに取り組んだ成果をしっかりと受けとめながら生徒さんもお母様たちも聴けたようです。
中には職員による合唱を披露した学校もありました。毎日本当にお忙しい中どうやって練習されたのだろうと思いますが、先生方の取り組む姿勢や熱意は生徒さんたちや保護者の方々の心にしっかり響いたようです。
合唱祭は試験が終わってすぐの学校もありましたが、中学校生活の忙しい中でもオーディションに挑戦し積極的にピアノ伴奏に取り組む姿勢はこれからも大切にして欲しいと思います。
その時にしかできない体験があります。ピアノを続けているからこそできる体験もあります。一人一人の生徒さんが輝ける場をたくさん経験して欲しいと願っています。