2015.09.04
随分お久しぶりの更新になりました。
現在、当教室は11月の発表会に向け準備中です。
生徒のみんなは、2ヶ月後に迫った本番に向け必死に練習中かというと、そうでもなく自分のペースと向き合いながら進歩中。
特に小学校高学年以上になると他の習い事や部活で長い時間拘束され練習時間の捻出にも一苦労です。
そこへ、合唱の伴奏を頼まれてきたり親戚の結婚式でピアノ演奏を頼まれたと急なステージの話が舞い込んできたり・・・・
発表会だけが、目指す期限ではないのです。
限られた時間をどう使えば間に合うのかと考える日々です。
でも、これだけ忙しいのに発表会にも参加し、それ以外の演奏も引き受けピアノを弾こうと思ってくれる気持ちがとても嬉しいです。
大変だから抱えているどれかを削るとかピアノを辞めるという選択肢もあるでしょうけれど。
なぜ、これが出来るのかというとピアノを弾く力がついてきているからだと思うのです。
ピアノを習っているのだから力がついて当たり前だと思われるかもしれませんが、
・昔、習っていたのに全然弾けない
・習った曲しか弾けない
・音符は読めても弾けない
・楽譜が読めない
という話をよく聞きます。
それだけ、自力でピアノを弾くことは当たり前ではないのですね。
折角習うピアノです。
自分で楽譜を読み、ただ鳴らすだけではない表情のある演奏ができる。
そして、弾き方によって表情を変えるピアノが素敵に響くように・・・という想いでレッスンしています。