2026.06.26
生徒が、自分のできない部分に向き合いながら苦戦している姿を見るたびに感じることがあります。
それは、
「できない自分に耐えられない子どもが増えているのかもしれない」
ということです。
日本には昔から「恥の文化」が根強くあり、失敗することや人と比べて劣っていることを恥ずかしいと感じやすい風潮があるように思います。
だからこそ、失敗しない範囲で行動しようとしたり、自分ができることだけを選んだりすることもあるでしょう。
けれど、失敗を避けながら進んでいて、本来持っている力をどれほど発揮できるでしょうか。
もちろん、失敗せずに進めるならそれに越したことはありません。
でも実際には、最初からできることの方が少なく、できないからこそ考え、工夫し、繰り返し挑戦しながら少しずつ修正していく。
そしてある日、
「できた!」
という喜びにつながることの方が、ずっと多いのではないでしょうか。
だから私は、生徒たちが安心して挑戦できる環境を大切にしたいと思っています。
チャレンジしてみる。
うまくいかなかったら、
「自分はその先どうなりたい?」 「そのために、今できることは何だろう?」
と考えてみる。
その繰り返しの中で、技術だけではなく、自分で考え、自分で立ち上がる力も育っていくのだと思います。
失敗は、成長できないことの証ではありません。
むしろ、成長しようとしている証なのかもしれません。