2013.09.02
今日、レッスンにお越しのIちゃんとお母さん。
Iちゃんは、 私の話にいつもとても良い返事で答えてくれ、発表会に向け曲も良いペースで仕上がってきています。
ところが、数週間前のお母さんの話によると家では、身の入らない練習で人に言われなければピアノにも向かわず、その様子に納得がいかないとのこと。
そのお話を受け、私なりのピアノを弾く感覚やこれまでレッスンしてきた経験上、感じる生徒さんの気持ち、お母さんの気持ち、私が目指すところを伝えさせていただきました。
夜になってからIちゃんのお母さんから
「誰に言われることなくピアノの前にいるIです」
と、メールをいただきとても嬉しかったです。
この数週間、Iちゃんが良い方向へ力を発揮するためにどうあるべきかお母さんも真剣に向き合われたご様子。
なかなかお会いする機会の少ないお父さんもサポートしてくださっていたという、お話もうかがいました。
そういうご両親の背中を見て、子供が育つ瞬間に触れさせていただきました。
習うとは、教えられるばかりではなく自分で感じ取り身につけて行くものなのだと、つくづく・・・