2013.06.06
以前、レッスンで楽譜にsfz(スフォルツァンド)が書き込まれてあり、その部分をどう弾こうか生徒さんと相談をしていたときのこと。
私、問う。
「ここは、フォルテやフォルテッシモとは違って衝撃を受けるような響きにしたいのね。自分の生活の中で、衝撃を受けるような出来事って何か思いつく?」
生徒さん、しばし考える。
「スカイツリーが大きくてびっくりした!」
北海道は苫小牧市に住む私にとっては、その答えこそがsfzでした。
一体、634mとはどれだけ大きいのか自分の目で見てみたいと強く思いました。
その話のあと、埼玉へ行く機会があり押上駅で電車の乗り換えをする折、ほんのわずかな時間でしたが地上に出て見てきました。
去年の2月、開業前のことです。
このように、強く感じることは人の心を動かすものですね。
きっと、その話が無ければスカイツリーを見ることもなく過ごしていたと思います。
確かに大きかった。