2018.10.09
すっかり私より手も大きく、背も高くなり、
教室にやってきた頃とは後ろからみる背中の大きさは違う…
我が子にもふと思う時間はもちろんありますが、週に一度の生徒たちには、ぐんと伸びた背丈を感じたり、声や考えることの違いを感じることがより濃いのです。
自分で弾きたい、と決めた曲を、あきらめずに練習し続ける姿に、この先きっと乗り越えられるものが増えている、と呟くのは、「教える」「育てる」ことに携わるものの幸せのような気がします。
そんな背中をみると、大人の私たちが「好きなことはない」「やっても仕方がない」「これでいい」と、少し投げやりになって生きているならば、なんと勿体ない人生の時間なのだろう。
彼ら彼女らよりも、格段に人生の時間は少ないのだから、その中でひとつでも前にむいて生きている姿を見せることが、未来のオトナ…こどもたちへのエールになる。
こどもたちの大きくなっていく背中に教えられる日々です。