2017.03.17
グランドピアノに楽譜を置くのは、小さなこども達には、すこしばかり大変な作業。
就学前のこども達には、だしたテキストを私に渡して座ってよいことにしています。小学校に入学する頃からは、自分で楽譜をピアノに置き、弾く曲の楽譜を自分で開けること、が約束。
そんな当たり前のことも、「さぁ今日はどれから聴いてほしいの?」とひとこと添えながら伝えます。
じ〜っと、先生の私が楽譜を開けてくれるのを待ってしまうこどももいるので、言葉にだして伝えます。
かばんからテキストをだし、用意する。
あまりに時間がかかるようであれば、もちろんお手伝いもします。が、基本的には「発車時刻が迫ってますよ〜♪」などの楽しげに、かつ追い立てる(笑)声かけ。
基本を40分レッスンとしているのは、「自分で行動する」「自分の考えたことを伝える」という一見、手間のかかることも私自身は大切に伸ばしたいからです。
脳科学…で言うと、前頭葉を鍛えたいのです。
生きることに賢くなるこども、未来の大人を育てるために。
一度にたくさんの成長を期待するのではなく、ひとつずつ、ほんとに小さなことのひとつずつを達成していくことを、お母さんたちと見守っています。
こどもたちの自分を信じる力、自己信頼感が高
まるようなレッスンでの関わり。週一回の出会いですが、大事にしています。
ピアノの楽譜立てに一所懸命テキストを置こうとする、まだ就学前の生徒。それも心の中では拍手の嵐となっている私(^^)。
さて、今日も元気に生徒たちが来てくれますように!